2021.10.3(日)快晴   
 先月29日、奈良医大で術後1年2か月、4回目の腹部CT検査。30日主治医から、腹部播種の「増長は認められない、進行は止まっている」との所見。

ただ、がんがすべて消えたわけでもないが、抗がん剤について投与開始後1年経過、普通同じ抗がん剤は1年が目安とのことで、続行するかどうかで問答。医師としては私の年齢も勘案した上で「止めてみる」選択肢を。

 私としても抗がん剤をやめる事のメリットとデメリットを考え、ストップを選んだ。メリットは何といっても副作用のしんどさの解消。胃腸の不安定・涙目朝起きた時、目を指でこじ開けないと開けられない・皮膚の色素沈殿・なにより体全体のだるさ・しんどさ。

 ただ怖いのは、いまはおとなしくしている「転移した腹部播種」が、抗がん剤を「止めることで暴れだすのではないか?ということ。病院も1か月後採血により様子を見ることに。

 私としては免疫・遺伝子など先進医療を拠り所に、抗がん剤をやめる事の決断に至った。。