2023.5.24(水)晴れ

 歌舞伎界の鬼才市川猿之助の事件(事故?)に大きなショックを受けた。「生まれかわって・・・」というような遺書らしいものが見つかったという。

 私自身 6 か月の余命告知を受け、一度は覚悟して死ぬまでにと終活のみに頑張った。そして目の前の「死」というものに向き合い、「死とは?」についていろいろ考えた。
 死後の世界とは? あの世はあるのだろうか、亡くなった人に会えるのだろうか?

手術の時、全身麻酔で 5 時間強眠っていた、というより死んでいた。痛くも痒くもなく夢も見ていなくて「無」だった。あの時、身体を真二つにされて、殺されても何も感じなかっただろう。あのまま死んでいたなら、死んだことさえ分からず死んでいたのだろう。死とはあれに似たものなのだろうか、つまり「無」なのか。いや猿之助が思ったように「生まれ変わる」ことができるのだろうか。